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お知らせ
訪問看護の受入れ状況
午前 | 午後 | |
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月 | △ | △ |
火 | △ | △ |
水 | △ | △ |
木 | △ | △ |
金 | △ | △ |
土 | △ | △ |
日 | △ | △ |
令和6年5月1日現在
看護職人員増につき新規依頼ご相談ください。
理学療法士・作業療法士によるリハビリ、新規依頼ご相談ください。
居宅外語支援事業所笑心も同敷地内にあります。新規依頼ご相談ください。
看護師になろうと思ったきっかけとなる高校時代(それまでは医療業界にはまったくといって興味なしでした)に看護学校を進められ受験。
看護学校に通っても、本当に看護師になるのかを自問する毎日でした。
しかし、看護学校実習での患者様に何ができるのか、病気と隣り合わせで生活していく今後をどう考えていくのかなど色々と学ばせていただき育った学生時代でした。
看護師となり、先輩みたいには何もできない、今の自分に何ができるのか、自分にしかできることはないか、今関わっている患者は自分が責任を持って対応しなければいけない(当たり前だが)などまずは自分にできることから、先輩の背中を見て知識、技術を学び育ってきた。色々方々のお陰で今の自分がある。
看護師2年目の出来事であった。
癌末の患者さんとの関わりの中で、孫さんの結婚式に参加したいという患者さんがいた。しかし、体外への留置物、疼痛、体力低下などもあり、家族は参加を見合わせる判断をされました。
患者さんの後悔し話の中で何度も結婚式への参加できなかった後悔を口にされていました。家族も患者から聞かされる発言から後悔をされるといった状況でした。
人生は健康であれ、疾病によりいかなる状況になっても、人生はその時しかないので悔いなく、その日その日を生きていけるよう少しでもお手伝いできないかと考えさせられました。その後、その患者さんは、正月もう一度家に帰りたいという希望を口にされました(残りの余命も限られているという状況でした)。もう後悔させたくないと、スタッフを巻き込み家に帰る準備を行いました。まだその頃は介護保険制度もない時代でしたので、病棟スタッフが交代で毎日点滴の交換などの医療処置を行い外泊を過ごすことができました。最終的には外泊最終日まで体力が持たず、不安も強くなり、病院へ帰ることになりましたが、外泊できたことを患者・家族は喜び、患者が亡くなった時も結婚式は後悔でしかなかったけど、正月帰れて良かったという言葉をいただき、看護師としての関りは少しでも患者・家族にそう思ってもらえたことは素晴らしくよかったです。
この経験から先々は在宅への関りのできる看護師を目指そうと思ったことが訪問看護師を目指す第一歩になりました。
訪問看護を開業しようと前事業所で所長まで務めさせていただき(1年半でしたが)、訪問看護を学ばせていただきました。
しかし、いざ自分自身が考える訪問看護を行おうと思うとなかなか難しい面も多くありました。自分自身は時間関係なく、必要とされればそこに向かいたい。チームで(会社で)仕事は行うものであり、自分一人で行えるには限界がありました。
訪問看護により医療・看護を提供するのですが、生活の中での看護でありその人の人生の手助けの一部と思っています。制度の中でできること、できないこと色々ありますが、利用者だけではなく、家族など様々な人が生きていく中でその人の人生を支えていると感じています。その一端になり訪問看護師として関われたらそれ以上にやりがいになることはないといっていいと思っています。
これから一緒にやっていってくれるスタッフも、熱い思いを自分以上に持ち、ともに利用者のために何ができるかを考えてくれるスタッフと出会うことができました。
これからがスタートです。まだまだ越えなければいけない山はたくさんあると思いますが、まずは自分にできることから、相手をみて、しっかり話を聞いて、いつでもかけつけられる訪問看護を作っていけたらと考えています。